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(再編成)4-5-2-2.Googleフォームの作り方・Googleカレンダーの活用

この記事は4-5-2.SWELLで作る教室サイトのトップページ設計〈後編〉|カレンダー・フォーム連携の抜粋・再編成です。
Googleフォームでお問合せを作る方法を紹介します。
また、Googleカレンダーを活用して「外部予約サイトからの依頼」「その他の依頼」をしっかり管理して、重複事故を防ぎましょう。

目次

Googleフォームを作ってみよう

Googleフォームを新規作成

  1. Googleアカウントでログイン
  2. Googleフォームを開き、「+」ボタンで新規作成
  3. タイトルを入力
  4. フォームの説明欄に、「ご希望の方は以下にご入力ください」など、簡単な案内を記載

フォーム項目を作成

  • 「+」ボタンで質問を追加し、必要な項目を作成します。
  • 質問の種類(記述式・選択式・日付など)を使い分けます。

※今回はフォーム構成の説明のため、質問内容は省略します。

セクションの作成

Googleフォームは、
共通(セクション1)→ A(軽い質問|セクション2)
          → C(詳細質問|セクション3)

の3段階構成にすると、必要な質問を必要な人だけに出せる、とても使いやすいフォームになります。

  • 質問の重さが違うだけなら 1フォームで分岐
  • 質問の種類そのものが別なら複数フォームで分ける

この考え方を使うことで、
無駄のない、離脱しにくい高品質なフォームを作ることができます。

セクション1

共通の基本情報に関する質問
例)
・名前
・メールアドレス
・電話番号
・住所

そして最後に、分岐に関する質問を入れます

Googleフォームセクション設定
先にセクションをつくり、解答欄に進むセクションを設定します

①分岐の質問を作ったら、必須にします。
②必須の隣の ⋮ をクリックし、「回答に応じてセクションに移動」をクリック
③回答の横に「セクション」選択肢が出ますので設定します


先にセクションを作っておくほうが作りやすいです👇

Googleフォームセクション追加
セクションを追加ボタンをおして分岐を作ります

④セクション2の質問、セクション3の質問を追加して作成していきましょう。
⑤質問の最後に「フォームを送信」を選択します。

最後に「フォームを送信」を設定
最後に「フォームを送信」を設定

回答タブの設定

1.「回答」タブを選び、「スプレットシートにリンク」の右横の「︙」をクリック
2.「新しい回答についてのメール通知を受けとる」に✔
→ これで、新しい申込があるたびにGmailに通知されます。

設定タブの設定

「確認メッセージ(自動返信)」に表示する内容を入力
 例:
   お申し込みありがとうございます。  内容を確認のうえ、担当者よりご連絡いたします。  



フォームURLを取得する

  1. 右上の「公開」ボタンをクリッ
  2. 「URLを短縮」にチェックを入れ、共有用URLをコピー

→ このURLをあとでバナー画像のリンクに設定します。メモしておいてください。


フォームのデザインを整える(任意)

  • 右上のパレットアイコン🎨から、テーマカラーや背景を変更できます。
  • 教室の雰囲気に合わせて、明るい色を選ぶと印象が良くなります。
  • タイトル上の画像を設定する場合は1600×400pxで作成するとぴったりです。
Googleフォーム完成例
当事務所のGoogleフォームです。5セクションに分けています。

💡ポイント

この時点で「フォームURL+通知設定+自動返信設定」が整います。

🔹おすすめの運用方法(スマホでも即確認できる)

1️⃣ フォーム編集画面で「回答」タブを開く
 → 回答一覧が見られる画面になります。
 (URLは https://docs.google.com/forms/d/.../edit#responses のような形)

2️⃣ この「回答」タブのURLをブックマーク
 → スマホのブラウザでもすぐ開けるように。
 → ホーム画面に追加しておくとワンタップで開けます。

3️⃣ Gmailの通知を受けたら
 → メール本文を確認して「お、来たな」と思ったら、
 → ブックマークからフォームの回答ページを開いて内容を確認。


💡さらに便利な豆知識

  • 「回答」タブ右上の スプレッドシートアイコン をクリックして、
     Googleスプレッドシートに連携しておくと、
     回答が自動で一覧化 されます。
     → これもURLをブックマークしておくとさらに便利です。

📱スマホでの実用イメージ

  • メール通知:「新しい回答があります」
  • → スマホのChromeやSafariでブックマークした「回答」ページを開く
  • → その場で内容を確認&対応

つまり:

メール通知=「届いたよ」の合図
回答タブURL=「内容を確認するページ」

この2つをセットで使えば、
スマホだけで十分な運用ができます。

説明アイコン

次のステップでは、このURLを固定ページとバナーに反映させていきます。

お問合せページを固定ページで準備します

「ご予約・お問合せ|火曜クラス見学・入会フォーム」の固定ページを例に説明します。
本文で説明+バナー設置です。

🧱 ページ本文(例)

🔸 火曜クラス「体操教室」見学・入会フォームのご案内

火曜クラスの見学・入会をご希望の方は、
下のバナーをクリックしてください。
Googleフォームが開きます(回答時間の目安:約2分)


💬 まずは見学からどうぞ

申し込み前に、教室の雰囲気を見ていただくのがおすすめです。
見学後、「入会してみよう」と思った方は、
同じフォームからお申し込みください。


📧 ご連絡の流れ

  • フォームの回答内容を確認次第、こちらから詳細をメールでお知らせします。
  • 前日に確認のお電話をいたします。
  • フォーム内で、電話の都合がよい時間帯を指定してくださいね。

📎 バナーをクリックするとフォームへ移動します。

(ここにバナー画像を配置 → GoogleフォームURLをリンク設定)


このようにしておくと:

スマホで読んでもわかりやすい

「Topページ→固定ページ→Googleフォーム」という導線が整理される

見学・入会のどちらの人にも対応できる

バナーにリンクを設置しよう

バナー画像例
画像ブロックで配置し、🔗でURLを設定することで、バナーになります

GoogleフォームURLを、バナー画像のリンク先に設定します。
固定ページ・ウイジェットの共通サイドバーのバナーは、
すべて同じURLを使うことで管理が簡単になります。

Googleカレンダーで自分のスケジュールを管理しよう

なぜGoogleカレンダーで管理するの?

ここまでで、
・Googleフォーム(見学・入会)
・Free予約(個人レッスン)
・イベント依頼フォーム(日曜イベント)
と、さまざまな「申し込み窓口」ができました。

これらの情報はすべてメールで届きますが、
日々のスケジュールをメールだけで管理していると、
「どの日に、どの予約が、何件あるのか」
が分かりづらくなってしまいます。

💡そんなときに便利なのが Googleカレンダー です。
フォームや予約内容を確認したあと、自分で予定を登録していくことで、
スケジュールが一目でわかるようになります。


カレンダーの作り方

1️⃣ Googleカレンダーを開く
 Googleアカウントにログインし、Googleカレンダーを開きます。

2️⃣ 専用カレンダーを作成する
 左側の「その他のカレンダー」→「+」→「新しいカレンダーを作成」から、
 名前を「からだリズム体操教室」にします。

3️⃣ 色分けルールを作る(おすすめ)

分類登録内容例
火曜クラス見学・入会希望など💙 青
木曜クラス高齢者施設訪問💚 緑
土曜クラス個人レッスン(Free予約)💛 黄
日曜イベント出張依頼・イベント開催❤️ 赤

→ こうしておくと、スケジュール全体がとても見やすくなります。


登録のコツ

GoogleフォームやFree予約から連絡が来たら、
「確認後に自分の手で登録」するのがベストです。

自動反映もできますが、
教室などの運営は単なる予約処理ではなく、準備や段取りが必要な仕事です。

📌 たとえば:

  • 見学希望 → 事前に会場確認・持ち物案内
  • イベント依頼 → 打ち合わせ・見積り・資料準備
  • 個人レッスン → 時間調整・道具確認

このように、「登録=意識して予定を整理する」ことが大事です。


実際の登録方法(例)

タイトル内容時間メモ欄
【見学】山田様(火曜クラス)メール送信済み/持ち物案内済み11/12(火) 13:00〜14:00フォームNo.23
【イベント】○○町文化祭親子体操依頼/担当:佐藤様11/30(日) 13:00〜15:00打ち合わせ11/20予定
【個人】佐々木様(Free予約)30分個人レッスン12/7(土) 16:00〜16:30Free予約No.5

→ このように「タイトルで見分け、メモで進行状況を管理」します。

Googleカレンダー


✨補足:運用の黄金ルール

  • フォーム通知が届いたら、まずカレンダーに入れる
  • 確定前でも「仮予約」として記入しておく
  • 毎週月曜朝に「今週の予定」を自分で見直す
  • 打ち合わせ・連絡予定も全部カレンダーに入れる

まとめ

Googleカレンダーは、
自分の仕事を整理して、流れを止めないための“確認ボード”です。

自動化よりも、
自分で登録することで
👉 見落とし防止
👉 準備・連絡の計画
👉 運営全体の流れの把握
がスムーズになります。

「受ける」「考える」「動く」をセットで管理する──
以上、当事務所が提案する「予約・打合せ・その他業務」など複雑なスケジュール管理を必要とする場合の「半自動予約システム」の運用方法の説明でした。



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この記事を書いた人

SWELLとConoHaを使えば、専門知識がなくても誰でも簡単にホームページを作成できます。
当事務所では、開業準備でお忙しい方に代わり、ホームページの立ち上げや初期設定を代行いたします。

「自分で育てるホームページ」を持つことで、集客力を高めながら広告宣伝費の削減にもつながります。
慣れてきたら、イベント告知や新商品の紹介など、目的に合わせて複数のサイトを運営することも可能です。

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