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4-4. メニューを設置しよう|グロナビ・フッターナビ・スマホナビの作り方

アイキャッチ

この記事では、WordPressでトップページ(フロントページ)を設定する方法をご紹介します。
今回は各種ナビゲーションを設置していきます。

説明アイコン

「パン屋さんDEMO」にナビゲーションを設置し、「固定ページ」とつなげていきます。

目次

メニューの全体像を理解しよう(図解つき)

トップページの導線を完成させる最後のステップが「メニュー設定」です。
WordPress(SWELL)では、下図のように3種類のナビゲーションエリアを持っています。

各種ナビの説明
  • グローバルナビゲーション(ヘッダー上部)・スマホ用ヘッダー
     → サイト全体の主要ページをまとめるメインメニュー
  • スマホ用開閉メニュー(ハンバーガーメニュー)
     → スマホ閲覧時に、折りたたまれた状態で開けるメニュー
  • フッター(ページ下部)
     → プライバシーポリシー・特商法表記など補足リンクを配置
  • 固定フッター(スマホ専用)
     → スマホ閲覧時に常に下に表示されるナビ

グローバルナビの設定しよう

トップページ上部に表示される「グローバルナビ(ヘッダーメニュー)」は、
訪問者がサイト全体を見渡せるように導く“メインメニュー”です。
SWELLでは、WordPressの標準メニュー機能を使って簡単に設定できます。


🔧 手順

1.WordPress管理画面 → 外観 → メニュー を開きます。

メニュー設定場所

2.「新しいメニューを作成」をクリックし、メニュー名を入力(例:グローバルナビゲーション)し、メニュー位置にチェックを入れる(グローバルナビ)。

グローバルナビ設定

3.追加したい固定ページ(お店について・素材へのこだわり・メニュー紹介・お問合せ)にチェックを入れ、
 「メニューに追加」ボタンをクリック。順番を入れ替え・サブ項目を設定し、最後に「メニューを保存」をクリック。

固定ページをナビに追加
説明アイコン

読んでほしいページをグローバルナビに配置すると、サイト全体の導線がわかりやすくなります。
メニュー項目の順番は、ドラッグ&ドロップで自由に入れ替え可能です。
また、グローバルナビの中にサブメニュー(階層メニュー)を作ることもできます。
メニュー項目を少し右にずらして配置すると、自動的に下層メニュー(子ページ)として表示されます。

4.サブメニューにすると、このように表示されます。

メニューの階層

5.スマホ用ヘッターも同様に作成

スマホ用ヘッダー

📱スマホ用ヘッターのポイント

PCのグローバルナビゲーションと同じ構成にする必要はありません。
スマホは表示幅が狭いため、実際の見え方を確認しながら調整してみましょう。

メニューが入りきらない場合は、
一部をサブ項目(下層メニュー)にまとめるなど、
工夫しながら配置すると見やすくなります。

また、スマホには「スマホ用開閉メニュー(ハンバーガーメニュー)」もありますので、
ヘッターメニューにすべてを詰め込む必要はありません。
重要なページだけを厳選して表示するのがポイントです。

💡ワンポイント

  • メニュー名は短めにすると見栄えがよく、スマホ時の折返しも防げます。
     例:「料金一覧」より「料金」「アクセスマップ」より「アクセス」など。
  • トップページへのリンクは「カスタムリンク」を使って / と入力すればOKです。(うまくいかない場合は、ホームページのURLを記入してください)

✅ 表示確認

保存後、サイトを開くとヘッターにメニューが並んで表示されます。

1.PC画面で確認。グローバルナビゲーションはこの位置に出ます。

グロナビの表示位置


2.スマホ画面を確認。スマホ用ヘッターはこの位置に出ます。

スマホ用ヘッターの表示

グローバルナビとスマホ用ヘッダーは、それぞれ別に設定しておくのがおすすめです。
PCとスマホではメニュー幅が違うため、並び順や表示項目を変えたいときに柔軟に調整できます。

たとえば、

  • PCでは「お問い合わせ」を右端に配置
  • スマホでは「アクセス」を先頭に出す
    といった工夫も可能になります。

同じページを使う場合でも、「スマホ用ヘッター」メニューを新規で作成し、
「メニュー設定」で [スマホ用ヘッター]にチェック を入れて保存しましょう。


💡補足
今後のデザイン調整やリニューアルにも対応しやすくなるため、
最初から PC用・スマホ用を分けて構成しておくのがおすすめ です。

スマホは機種によって表示幅が異なるため、
文字の改行位置など細かな見え方に差が出る場合があります。
すべての端末で完全に統一するのは難しいので、
最低限プレビューでおかしくないかを確認する程度で十分です。

🧩 2重にメニューが表示される場合

グローバルナビを設定したあと、右端に同じメニューが縦に並んで表示されることがあります。
これは、グローバルナビを設定する前からヘッターにナビゲーションが出ていたケースです。

SWELLでは、デフォルト状態でヘッダー右側にナビゲーションが自動表示されていることがあり、
そこに新しいグローバルナビを追加すると、2つのメニューが重なって出ることがあります。

その場合は、以下の手順で確認してみてください。


🔧 設定箇所の確認


外観 → カスタマイズ → ヘッター → レイアウト・デザイン設定
「ヘッダーのレイアウト(PC)」の項目を確認→「ヘッダーナビをロゴの横に(右寄せ)」に変更

レイアウト・デザイン設定
説明アイコン

この「ヘッター設定」では、たとえば
・タイトル右側にナビを出す
・下に出す
・透過させる
といった表示を細かく設定できます。
追従の有無も調整できるので、実際にいくつか試してみると違いが分かりやすいですよ。

フッターナビの設置しよう

説明アイコン

グローバルナビの設置と同じです。


新しいメニューを追加

1.WordPress管理画面 → 外観 → メニュー を開きます。
2.メニュー名に「フッターメニュー」
3.メニュー位置「フッター」に✔
4.左側の固定ページの、アクセス・採用情報・プライバシーポリシーに✔を入れ、「メニューに追加」
5.必要であれば順番の入れ替え
6.「メニューを保存」をクリック

©(コピーライト)も設定してみよう

外観→カスタマイズ→フッター→コピーライトのテキスト   

コピーライト

💡 コピーライトとは?

コピーライト(copyright)」とは、
ウェブサイトや作品の著作権表示を意味します。

Webサイトの最下部(フッター部分)によくある

© 2025 パン屋さんデモサイト
© しまだ事務所

のような表記がそれです。


🪄 コピーライトに書かれている意味

表記意味
©(コピーライト記号)著作権を主張するマーク
2025公開・制作年(更新時に直すと◎)
パン屋さんデモサイト著作権を持つ人・団体の名前(サイト運営者)

つまり、

「このサイトの内容は2025年にパン屋さんデモサイトが制作し、著作権を持っています」
という意味になります。

💡 なぜ書いたほうがいいのか

著作権は表記しなくても自動的に発生しますが、
コピーライトを入れておくことで

  • 権利者が明確になる
  • サイトの信頼性・完成度が上がる
    というメリットがあります。

特に、お店・事務所・制作サイトなどの公式サイトでは、
フッターにコピーライトを入れておくのが一般的です。

📱 スマホ開閉メニューを設定しよう

スマホでは、画面上部にある「三本線(ハンバーガーアイコン)」をタップすると、
メニューがスライドして開く形式になっています。
これが スマホ開閉メニュー です。

🔧 設定手順

1.WordPress管理画面 → 外観 → メニュー→ 新しいメニューを作成→ スマホ開閉メニューを作成

スマホ開閉メニュー

2.固定ページをすべて選択し、追加する

3.カスタムリンクをクリックし、URLに「HPのURL(例:https://homepage.beppu-tomoko-office.com/demo1/)」、リンク文字列に「Home」と入力し、メニューに追加する。必要に応じて順番を入れ替えましょう。最後に「メニューを保存」

カスタムリンク


📷 表示例(パン屋さんデモ)

ハンバーガーアイコンをタップすると、左側からメニューがスライド表示されます。

ハンバーガーメニュー表示例

🪄 補足

ヘッターレイアウト(SP)

SWELLの仕様では、
「ヘッダーのレイアウト(SP)」の設定位置がそのまま開閉方向を決める仕組みです。

設定項目ハンバーガー位置開く方向
ロゴ:中央/メニュー:左左上左から開く
ロゴ:中央/メニュー:右右上右から開く
ロゴ:左/メニュー:右右上右から開く

つまり、

「メニューが右にあると右から開く」
「メニューが左にあると左から開く」

という直感どおりの動作です。
特別な「開閉方向を選ぶボタン」はなく、メニュー位置の指定が方向を兼ねています。

説明アイコン

タイトル(ロゴ)をクリックすればトップページ(Home)に戻れますが、
意外と知らない方が多く「戻れない」と感じるケースがあります。
そのため、
ハンバーガーメニュー内や、次に設定するスマホ固定フッターにも
「🏠 Home」アイコンを設置しておくと、ユーザーが迷子になりにくくなります。


📲 スマホ固定フッターを設定しよう

スマホでは、画面下部に 常に表示されるメニュー を設置できます。
これが スマホ固定フッター(固定メニュー) です。
ユーザーがページをスクロールしても、下部に固定表示されるのが特徴です。

今回、パン屋さん向けデモサイトの固定フッター(SP)には
①メニュー
②Home
③お問合せ
④電話
⑤検索
⑥(目次)
⑦トップへ
を設置していきます。

スマホ固定フッター

説明アイコン

この固定フッター(SP)だけは、少し設定方法が違います。真似して作ってみてください

🔧 設定手順

📷 表示例

スマホ画面の下に、グレーやブラウン系の帯で
「🏠ホーム 📞お問合せ 📍アクセス」などが並びます。

ユーザーがページをスクロールしても常に表示され、
どのページからでも主要項目にすぐ戻れるようになります。

スマホ固定フッター
説明アイコン

まずは②③④を設定していきましょう

1.WordPress管理画面 → 外観 → メニュー → 新しいメニューを作成→メニュー名「固定フッター(SP)」→メニュー位置「固定フッター(SP)」に✔→「メニューを作成」

スマホ固定フッター新規作成

2.②Home ③お問合せ ④電話 はここで設定します。

メニュー構造

②Home 
カスタムリンク→URLに「ホームページのURL」→リンク文字列に「Home」→「メニューに追加」

③お問合せ
固定ページ→「お問合せ」に✔→「メニューに追加」 

④電話
カスタムリンク→URLに「tel:電話番号」→リンク文字列に「電話」→「メニューに追加」


説明アイコン

④電話 について。
「カスタムリンク」を使います。
「URL」に電話番号を入力するだけでは登録できません。
tel:」を付けてください。


3.忘れずに「メニューを保存」しましょう。


4.アイコンを設定します。ここではできないので、カスタマイズに移動します。
外観→カスタマイズ→メニュー→固定フッター(SP)をクリック

アイコンの設定

▼をクリックすると、下に展開されます。「説明」の欄に「icon-home」と記入。最後に右上の「公開⚙」をクリックします。

説明アイコン

同様に
②Home   icon-home
③お問合せ icon-mail
④電話   icon-phone
を、「説明」欄に同様に記入し、「公開⚙」をクリックします。

他にもアイコンがたくさんあります。他のアイコンが知りたい方はこちらのホームページを参考にしてください👇


次に、
①メニュー
⑤検索
⑥目次
⑦トップへ
を設定していきましょう。

5.外観→カスタマイズ→サイト全体設定→下部固定ボタン・メニュー

下部固定ボタン設定

赤枠の部分を同じように設定してください。これで完成です。スマホで表示を確認してみましょう。

説明アイコン

固定フッター(SP)は、
①メニュー設定
②アイコン設定
③固定フッターメニュー設定
と、3か所で設定する必要があり、混乱しがちですが、記事を見ながら設定してみてください。

💡 ポイント

  • スマホでの操作性を高めるため、4〜5項目に絞るのがベスト。
  • よく使うページを優先して配置します:
     例)ホーム/メニュー一覧/アクセス/問い合わせ
  • アイコンも設定できるため、見た目を分かりやすくできます。

💬 ワンポイント

固定フッターを入れると、
「どこを見ても戻れる」安心感が生まれます。
ただし項目を詰め込みすぎると文字が小さくなるため、
スマホ実機で見ながら調整しましょう。

🔽次に読むならこちら!

これでTopページに各種ナビゲーションの設定が完了しました。
次の記事では、SWELLの着せ替えテーマを利用してもっと簡単にTopページを作る方法をご紹介します。

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この記事を書いた人

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