開業準備中。現在依頼はお受けしておりません。(2026年3月開始予定)

5-3.固定ページの中身を作ろう|予約ページの作り方と導線設計

アイキャッチ

この記事では、デモサイト「NailSalon Luce」を例に、予約システム(RESERVA)とLINE自動応答を組み合わせる方法をご紹介します。

説明アイコン

RESERVAと公式LINEの自動応答を組み合わせることで、
電話応対の負担を大幅に減らせます。
特に個人事業主の方にとっては、業務効率がぐっと上がる内容です。

目次

なぜ固定ページで「予約」を作るのか

「予約ボタンはサイドにバナーを貼ればいいのでは?」
──そう思う方も多いと思います。

確かに、サイドバナーだけでも予約ページへ誘導することはできます。
しかし、実際のユーザー行動を見てみると、スクロール中にバナーが画面外へ流れてしまい、
そのまま離脱してしまうケース
が多いのです。


💡固定ページにするメリット

予約専用の固定ページを用意しておくと、単なるリンク以上の効果が得られます。

  • どのページからでも確実にたどり着ける(グローバルナビに設定できる)
  • Google検索にも表示される(SEO的に独立ページとして認識される)
  • LINE導線を組み込みやすい(友だち追加ボタンが同一ページ内に設置できる)
  • クーポン配布やお知らせページと連動できる(公式LINE経由で)

つまり、予約ページを「固定ページ化」することで、
“予約”と“LINE友だち追加”を同時に促す導線を設計できるのです。


💬 LINE友だち追加を狙う導線として

RESERVAだけに頼らず、公式LINEにも「予約はこちら」ボタンを設けておくことで、
お客様が「次回もLINEから予約したい」と感じる流れをつくれます。

特に、

「LINE友だち追加でクーポン配信中!」
「次回の予約はLINEから簡単!」

といった文言を添えておくと、自然にLINE登録へつながります。
こうした“予約導線+友だち追加導線”の両立は、個人事業主にとって非常に有効です。


💡グローバルナビに「予約」を置く理由

予約リンクをサイドやフッターにだけ置いていると、
スマホ閲覧時には見落とされることが多くなります。

そのため、グローバルナビ(上部メニュー)にも「予約」ボタンを常設するのがおすすめです。
どのページを開いていても、

「今すぐ予約したい」と思ったときに、ワンクリックでアクセスできる。
──この状態を作ることが、最も重要です。


今回のデモサイト「NailSalon Luce」でも、
トップページや各固定ページの下部に加えて、グロナビにも「予約」リンクを配置しています。
そのため、どの画面からでも「予約どこ?」と迷わずアクセスできるようになっています。


このように、「予約ページを固定ページ化する」ことで、
見逃されにくく、友だち追加やリピートにもつながる導線が整います。

RESERVAの予約リンクを設置しよう

Luceのデモサイトでは、RESERVA(レゼルバ)で作成した予約ページのURLを
固定ページ「ご予約」内に設置しています。

ただリンクを貼るだけではなく、見やすさ・安心感・行動のしやすさを意識した構成にしています。


💡 ページ構成の考え方

Luceの予約ページは、次のような順序で構成されています。

  1. 冒頭で案内文を明記
     →「ご予約は下記のRESERVAページからお願いいたします」と明示し、
      ユーザーが迷わず予約ボタンを探せるようにしています。
  2. 予約ルールを先に説明
     →「変更・キャンセルは前日まで」「無断キャンセルはお断り」といった注意を先に記載し、
      安心感と信頼性を高めています。
  3. 支払い方法・クーポン情報を下部に
     →「支払い・特典」など、来店時に関係する内容をまとめて表示。
      最後まで読んでもらえる自然な流れになっています。
  4. LINE導線を中盤に配置
     → クーポン配布や友だち追加を促すため、
      「LINE公式アカウントでお得な情報を配信しています」と案内し、
      ボタンをクリックしやすい位置に設置。
  5. 最後に行動ボタン(RESERVAリンク)
     →「RESERVAで予約する」ボタンをページの一番下に配置。
      読み終えたあと、すぐ行動できるようにしています。

🪄 WordPressでの作り方(SWELL使用)

  1. 固定ページで「ご予約」ページを新規作成
  2. 「見出しブロック」でタイトルを作る(例:🗓 Reservation ご予約について)
  3. 「段落ブロック」で案内文を入れる
  4. 「SWELLボタンブロック」を使い、リンク先にRESERVAのURLを貼る
  5. 必要に応じて、LINE友だち追加ボタン(HTML)を貼り付ける

📍 仕上げのポイント

  • RESERVAボタンはページ下部にも必ず設置
     (ページを最後まで読んだ人が迷わず行動できる)
  • LINEボタンは中央付近に配置
     (クーポン配信と友だち追加の導線を両立)
  • グロナビにも「予約」リンクを表示
     (どのページからでもアクセスできる)

このように、Luceでは「安心→行動→再来店」の流れを1ページで完結できるようにしています。
単なるリンク設置ではなく、“導線設計を意識した固定ページ構成”がポイントです。

LINEでも予約できるようにしよう

公式LINEのリッチメニューにも「ご予約はこちら」ボタンを設置して、外部予約サイトのURLを直接入力しておくと、
お客様がLINEから直接RESERVAの予約ページにアクセスできるようになります。
Luceのデモサイトでも、リッチメニューのリンク先には RESERVAのURLを設定 しています。(HP経由ではなく、直接外部予約システムのURLを設定しています。


⚠️ RESERVA無料プラン利用時の注意点

RESERVAの無料プランを使用している場合は、必ずURLの末尾に
?openExternalBrowser=1 を付けましょう。

例)
https://reserva.be/demonailsalonluce?openExternalBrowser=1

この設定をしておかないと、LINEアプリ内ブラウザでページを開こうとした際に
安全ではないサイトに移動しようとしています」という警告が表示されることがあります。

これはRESERVA側の広告仕様によるもので、
無料プラン利用時にLINE内で開くと広告が挿入されるため、
セキュリティ警告が出てしまう現象です。

説明アイコン

💡この警告が表示されると、ユーザーの信頼を一気に失いかねません。
必ず ?openExternalBrowser=1 を付けて、
外部ブラウザで開く設定にしておく ことを強くおすすめします。


💬 リピーターの導線設計

初めてのお客様は、まずホームページの「予約ページ」からアクセスすることが多いでしょう。
そこでは、支払い方法・キャンセルルール・クーポン案内などをしっかり確認できます。

一度予約したお客様は、次回からLINEのリッチメニューやトーク内ボタンから
直接RESERVAにアクセスするようになります。

ホームページ → 友だち追加 → クーポン利用 → LINEから予約

という流れが自然にできあがるのが理想です。

つまり、初回はHP、2回目以降はLINEという導線を想定して設計しておくと、
ユーザー体験も運営の効率もどちらも向上します。

どこからでも予約できる導線を設計する

予約ページを作っても、「ボタンを押してもらえなければ意味がない」のが実際のところです。
そのため、どのページからでも“予約したいときにすぐ押せる”状態を作ることが大切です。


💡 LUCEで予約ボタンを設置している場所

デモサイト「NailSalon Luce」では、以下のように複数箇所へ予約ボタンを設置しています。

  1. ヒーローセクション(1枚目スライド)
     → サイトを開いた瞬間に「ご予約はこちら」が目に入るように配置。
  2. 固定ページ「Reservation」
     → 予約ルールや支払い方法、LINE導線をまとめたメインページ。
  3. 固定ページ「Menu」
     → メニューを見て「やってみたい」と思ったタイミングで予約できるように配置。
  4. トップページ中腹の予約セクション
     → スクロール中に自然に目に入る位置。中断せずにそのまま予約に進めます。

💬 くどいくらいがちょうどいい

一見すると「ボタンが多すぎるのでは?」と思うかもしれません。
ですが、実際のユーザー行動では、見たタイミングで行動できる導線がないと、
そのままページを閉じてしまうケースがほとんどです。

特にスマホ閲覧では、スクロールしているうちにサイドバナーが見えなくなります。
そのため、「どこにいても予約できる」よう、
複数箇所にボタンを分散して設置することがポイントです。


📍 グロナビにも予約ボタンを設置

さらに、グローバルナビゲーション(上部メニュー)にも「予約」リンクを常設しています。
これにより、どのページを開いていてもワンクリックで予約画面へ移動できます。

Luceでは、PC・スマホの両方で「予約」ボタンを常に表示する設計にしており、
「今予約したい」と思った瞬間に迷わず行動できるようになっています。


  • サイトの上・中・下にまんべんなく予約導線を配置する
  • メニュー紹介ページやギャラリーページにも「予約」ボタンを添える
  • スマホでスクロールしても、常にどこかに予約リンクがある設計にする

RESERVA×LINE自動応答で効率化する

Luceの運用では、RESERVAと公式LINEの両方を自動化しています。
この2つを組み合わせることで、
予約受付からお客様対応まで、ほぼ手をかけずに運用できる仕組みを実現しています。


💡 RESERVAは完全自動で稼働

RESERVAの予約システムは、24時間いつでも稼働しています。
お客様が予約フォームから申し込むと、
RESERVAが自動的に「予約完了メール」をお客様とオーナーの双方に送信します。

  • 営業時間に関係なく予約受付が可能
  • 確認や承認操作は不要(設定で自動確定)
  • ダブルブッキング防止機能つき
説明アイコン

つまり、RESERVAは「24時間動く受付スタッフ」のようなもの。
予約が入った瞬間に自動で通知され、メール対応はすべてシステムが代行します。


💬 公式LINEはすべて自動応答

一方、公式LINEでは「チャットでの問い合わせ」も受け付けていますが、
基本はすべて自動応答に設定しています。

ユーザーがメッセージを送信すると、まず自動返信で対応。
営業時間外でも、即時に返信が届くようにしています。

応答メッセージ例

お問い合わせありがとうございます。
担当者が確認次第、順番に返信いたします。
2営業日以内に返信がない場合は、お手数ですがお電話くださいませ。

このように設定しておけば、ユーザーが「ちゃんと届いたかな?」と不安になることを防げます。

また、トーク内では「RESERVAで予約する」ボタンを設け、
すぐに予約ページへ移動できるようにしています。
自動応答の中にURLを入れておくことで、やり取りを最小限にしても予約が完結します。


📍 RESERVAとLINEを連携するメリット

この2つの仕組みを組み合わせることで、次のような効果があります。

  • 営業時間外でも予約・問い合わせを受け付けられる
  • 電話対応をほぼ不要にできる
  • 返信漏れ・ダブル対応を防げる
  • LINE経由での予約導線が増え、友だち登録も同時に促進できる
説明アイコン

初回の予約はホームページ経由、その際にLINE友だち追加してもらう。
2回目以降はLINE経由で予約してもらう流れが理想的です。
HPには詳細説明、LINEにはスピード対応。
両者を役割分担させることで、運営効率が一気に上がります。


このように、Luceでは
RESERVA=完全自動予約受付
LINE=自動応答+人力フォロー
という明確な仕組みで、24時間問い合わせと予約を受けられるようにしています。

🔽次に読むならこちら!

次の記事では、「お問い合わせフォーム」を設置したあとに欠かせない
プライバシーポリシーの書き方と記載例を紹介します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

SWELLとConoHaを使えば、専門知識がなくても誰でも簡単にホームページを作成できます。
当事務所では、開業準備でお忙しい方に代わり、ホームページの立ち上げや初期設定を代行いたします。

「自分で育てるホームページ」を持つことで、集客力を高めながら広告宣伝費の削減にもつながります。
慣れてきたら、イベント告知や新商品の紹介など、目的に合わせて複数のサイトを運営することも可能です。

SNS(XやInstagram)は即効性がありますが、情報がすぐに流れてしまうのが難点です。
その点、ホームページは“あなたの情報を積み上げていく資産”になります。
信頼性の高い発信拠点として、ぜひ自分だけのホームページを育てていきましょう。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次