この記事では、デモサイト「NailSalon Luce」を例に、予約システム(RESERVA)とLINE自動応答を組み合わせる方法をご紹介します。
説明アイコンRESERVAと公式LINEの自動応答を組み合わせることで、
電話応対の負担を大幅に減らせます。
特に個人事業主の方にとっては、業務効率がぐっと上がる内容です。
なぜ固定ページで「予約」を作るのか
「予約ボタンはサイドにバナーを貼ればいいのでは?」
──そう思う方も多いと思います。
確かに、サイドバナーだけでも予約ページへ誘導することはできます。
しかし、実際のユーザー行動を見てみると、スクロール中にバナーが画面外へ流れてしまい、
そのまま離脱してしまうケースが多いのです。
💡固定ページにするメリット
予約専用の固定ページを用意しておくと、単なるリンク以上の効果が得られます。
- どのページからでも確実にたどり着ける(グローバルナビに設定できる)
- Google検索にも表示される(SEO的に独立ページとして認識される)
- LINE導線を組み込みやすい(友だち追加ボタンが同一ページ内に設置できる)
- クーポン配布やお知らせページと連動できる(公式LINE経由で)
つまり、予約ページを「固定ページ化」することで、
“予約”と“LINE友だち追加”を同時に促す導線を設計できるのです。
💬 LINE友だち追加を狙う導線として
RESERVAだけに頼らず、公式LINEにも「予約はこちら」ボタンを設けておくことで、
お客様が「次回もLINEから予約したい」と感じる流れをつくれます。
特に、
といった文言を添えておくと、自然にLINE登録へつながります。
こうした“予約導線+友だち追加導線”の両立は、個人事業主にとって非常に有効です。
💡グローバルナビに「予約」を置く理由
予約リンクをサイドやフッターにだけ置いていると、
スマホ閲覧時には見落とされることが多くなります。
そのため、グローバルナビ(上部メニュー)にも「予約」ボタンを常設するのがおすすめです。
どのページを開いていても、
「今すぐ予約したい」と思ったときに、ワンクリックでアクセスできる。
──この状態を作ることが、最も重要です。
今回のデモサイト「NailSalon Luce」でも、
トップページや各固定ページの下部に加えて、グロナビにも「予約」リンクを配置しています。
そのため、どの画面からでも「予約どこ?」と迷わずアクセスできるようになっています。
このように、「予約ページを固定ページ化する」ことで、
見逃されにくく、友だち追加やリピートにもつながる導線が整います。
RESERVAの予約リンクを設置しよう
Luceのデモサイトでは、RESERVA(レゼルバ)で作成した予約ページのURLを
固定ページ「ご予約」内に設置しています。
ただリンクを貼るだけではなく、見やすさ・安心感・行動のしやすさを意識した構成にしています。
💡 ページ構成の考え方
Luceの予約ページは、次のような順序で構成されています。
- 冒頭で案内文を明記
→「ご予約は下記のRESERVAページからお願いいたします」と明示し、
ユーザーが迷わず予約ボタンを探せるようにしています。 - 予約ルールを先に説明
→「変更・キャンセルは前日まで」「無断キャンセルはお断り」といった注意を先に記載し、
安心感と信頼性を高めています。 - 支払い方法・クーポン情報を下部に
→「支払い・特典」など、来店時に関係する内容をまとめて表示。
最後まで読んでもらえる自然な流れになっています。 - LINE導線を中盤に配置
→ クーポン配布や友だち追加を促すため、
「LINE公式アカウントでお得な情報を配信しています」と案内し、
ボタンをクリックしやすい位置に設置。 - 最後に行動ボタン(RESERVAリンク)
→「RESERVAで予約する」ボタンをページの一番下に配置。
読み終えたあと、すぐ行動できるようにしています。
🪄 WordPressでの作り方(SWELL使用)
- 固定ページで「ご予約」ページを新規作成
- 「見出しブロック」でタイトルを作る(例:🗓 Reservation ご予約について)
- 「段落ブロック」で案内文を入れる
- 「SWELLボタンブロック」を使い、リンク先にRESERVAのURLを貼る
- 必要に応じて、LINE友だち追加ボタン(HTML)を貼り付ける
📍 仕上げのポイント
- RESERVAボタンはページ下部にも必ず設置
(ページを最後まで読んだ人が迷わず行動できる) - LINEボタンは中央付近に配置
(クーポン配信と友だち追加の導線を両立) - グロナビにも「予約」リンクを表示
(どのページからでもアクセスできる)
このように、Luceでは「安心→行動→再来店」の流れを1ページで完結できるようにしています。
単なるリンク設置ではなく、“導線設計を意識した固定ページ構成”がポイントです。
LINEでも予約できるようにしよう
公式LINEのリッチメニューにも「ご予約はこちら」ボタンを設置して、外部予約サイトのURLを直接入力しておくと、
お客様がLINEから直接RESERVAの予約ページにアクセスできるようになります。
Luceのデモサイトでも、リッチメニューのリンク先には RESERVAのURLを設定 しています。(HP経由ではなく、直接外部予約システムのURLを設定しています。
⚠️ RESERVA無料プラン利用時の注意点
RESERVAの無料プランを使用している場合は、必ずURLの末尾に?openExternalBrowser=1 を付けましょう。
例)
https://reserva.be/demonailsalonluce?openExternalBrowser=1
この設定をしておかないと、LINEアプリ内ブラウザでページを開こうとした際に
「安全ではないサイトに移動しようとしています」という警告が表示されることがあります。
これはRESERVA側の広告仕様によるもので、
無料プラン利用時にLINE内で開くと広告が挿入されるため、
セキュリティ警告が出てしまう現象です。



💡この警告が表示されると、ユーザーの信頼を一気に失いかねません。
必ず ?openExternalBrowser=1 を付けて、
外部ブラウザで開く設定にしておく ことを強くおすすめします。
💬 リピーターの導線設計
初めてのお客様は、まずホームページの「予約ページ」からアクセスすることが多いでしょう。
そこでは、支払い方法・キャンセルルール・クーポン案内などをしっかり確認できます。
一度予約したお客様は、次回からLINEのリッチメニューやトーク内ボタンから
直接RESERVAにアクセスするようになります。
ホームページ → 友だち追加 → クーポン利用 → LINEから予約
という流れが自然にできあがるのが理想です。
つまり、初回はHP、2回目以降はLINEという導線を想定して設計しておくと、
ユーザー体験も運営の効率もどちらも向上します。
どこからでも予約できる導線を設計する
予約ページを作っても、「ボタンを押してもらえなければ意味がない」のが実際のところです。
そのため、どのページからでも“予約したいときにすぐ押せる”状態を作ることが大切です。
💡 LUCEで予約ボタンを設置している場所
デモサイト「NailSalon Luce」では、以下のように複数箇所へ予約ボタンを設置しています。
- ヒーローセクション(1枚目スライド)
→ サイトを開いた瞬間に「ご予約はこちら」が目に入るように配置。 - 固定ページ「Reservation」
→ 予約ルールや支払い方法、LINE導線をまとめたメインページ。 - 固定ページ「Menu」
→ メニューを見て「やってみたい」と思ったタイミングで予約できるように配置。 - トップページ中腹の予約セクション
→ スクロール中に自然に目に入る位置。中断せずにそのまま予約に進めます。
💬 くどいくらいがちょうどいい
一見すると「ボタンが多すぎるのでは?」と思うかもしれません。
ですが、実際のユーザー行動では、見たタイミングで行動できる導線がないと、
そのままページを閉じてしまうケースがほとんどです。
特にスマホ閲覧では、スクロールしているうちにサイドバナーが見えなくなります。
そのため、「どこにいても予約できる」よう、
複数箇所にボタンを分散して設置することがポイントです。
📍 グロナビにも予約ボタンを設置
さらに、グローバルナビゲーション(上部メニュー)にも「予約」リンクを常設しています。
これにより、どのページを開いていてもワンクリックで予約画面へ移動できます。
Luceでは、PC・スマホの両方で「予約」ボタンを常に表示する設計にしており、
「今予約したい」と思った瞬間に迷わず行動できるようになっています。
- サイトの上・中・下にまんべんなく予約導線を配置する
- メニュー紹介ページやギャラリーページにも「予約」ボタンを添える
- スマホでスクロールしても、常にどこかに予約リンクがある設計にする
RESERVA×LINE自動応答で効率化する
Luceの運用では、RESERVAと公式LINEの両方を自動化しています。
この2つを組み合わせることで、
予約受付からお客様対応まで、ほぼ手をかけずに運用できる仕組みを実現しています。
💡 RESERVAは完全自動で稼働
RESERVAの予約システムは、24時間いつでも稼働しています。
お客様が予約フォームから申し込むと、
RESERVAが自動的に「予約完了メール」をお客様とオーナーの双方に送信します。
- 営業時間に関係なく予約受付が可能
- 確認や承認操作は不要(設定で自動確定)
- ダブルブッキング防止機能つき



つまり、RESERVAは「24時間動く受付スタッフ」のようなもの。
予約が入った瞬間に自動で通知され、メール対応はすべてシステムが代行します。
💬 公式LINEはすべて自動応答
一方、公式LINEでは「チャットでの問い合わせ」も受け付けていますが、
基本はすべて自動応答に設定しています。
ユーザーがメッセージを送信すると、まず自動返信で対応。
営業時間外でも、即時に返信が届くようにしています。
応答メッセージ例
このように設定しておけば、ユーザーが「ちゃんと届いたかな?」と不安になることを防げます。
また、トーク内では「RESERVAで予約する」ボタンを設け、
すぐに予約ページへ移動できるようにしています。
自動応答の中にURLを入れておくことで、やり取りを最小限にしても予約が完結します。
📍 RESERVAとLINEを連携するメリット
この2つの仕組みを組み合わせることで、次のような効果があります。
- 営業時間外でも予約・問い合わせを受け付けられる
- 電話対応をほぼ不要にできる
- 返信漏れ・ダブル対応を防げる
- LINE経由での予約導線が増え、友だち登録も同時に促進できる



初回の予約はホームページ経由、その際にLINE友だち追加してもらう。
2回目以降はLINE経由で予約してもらう流れが理想的です。
HPには詳細説明、LINEにはスピード対応。
両者を役割分担させることで、運営効率が一気に上がります。
このように、Luceでは
RESERVA=完全自動予約受付
LINE=自動応答+人力フォロー
という明確な仕組みで、24時間問い合わせと予約を受けられるようにしています。
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