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3-5. バックアップ設定をしよう|UpdraftPlusで安全にデータを守る方法

アイキャッチ

この記事では、無料プラグイン「UpdraftPlus」を使って、自動バックアップ・復元方法・保存先の選び方をご紹介します。

目次

🪴まず:UpdraftPlusとは?

UpdraftPlus は、WordPressのデータを自動でバックアップ・復元できる無料プラグインです。
「テーマ設定」「記事」「画像」「プラグイン情報」など、すべてを丸ごと保存しておける優秀なツールです。

万が一こんなときでも安心👇

  • WordPressのアップデートで画面が真っ白になった
  • テーマを壊してしまった
  • サーバートラブルでサイトが消えた

そんな時に、ワンクリックで元の状態に戻せるのがUpdraftPlusの最大の魅力です。


🔧UpdraftPlusでできること

機能内容無料でできる?
自動バックアップ毎日・毎週など自動保存✅ 可能
手動バックアップボタン1つで即保存✅ 可能
Google Driveなど外部保存安全なクラウドへ転送✅ 可能(Google Drive, Dropbox など)
復元(リストア)任意のバックアップから復元✅ 可能
移行・複製別サイトへコピー⚠️ 有料版(Migrator機能)

🧩 どんなデータを保存してくれる?

バックアップ対象は以下の5つ。
すべて選択したままでOKです。

データ種別内容
プラグインインストール済みプラグイン情報
テーマSWELLなどのテーマデータ
アップロード画像・PDF・動画などのメディア
その他設定ファイルや追加データ
データベース記事本文・設定情報(最重要)

🪄 インストールと初期設定

①「プラグイン」→「プラグインを追加」→「UpdraftPlus」で検索

UpdraftPlusのインストール画面


②「今すぐインストール」→「有効化」→「スタートするにはここをクリック。」

UpdraftPlusの設定画面


③「今すぐバックアップ」をクリックすれば、手動バックアップが出来ます。

今すぐバックアップ画面

バックアップ実行画面

何も変更しなくていいので、「今すぐバックアップ」をクリックしてください。

完了後、下に「バックアップ済みデータ」が一覧で表示されます。これで、手動バックアップは完了です。

最初のバックアップを作成後画面

☁️ 自動バックアップ設定(おすすめ)

自動バックアップ「設定」の方法

1️⃣ タブ「設定」を開く
2️⃣ 「ファイルのバックアップスケジュール」→ 毎週
3️⃣ 「データベースのバックアップスケジュール」→ 毎日
4️⃣ 保存数は 2〜3回分 に設定

独自バックアップ設定

✅ 保存先を選ぶ(Google Drive推奨)

①Google Driveをクリック

保存先はGoogleDrive

②この画面が出たら、一番下までスクロールし、「変更を保存」する。

Googleでログイン

③変更を保存すると、この画面が出ます。「Googleでログイン」をクリック

Googleでログイン

④1か所チェックを入れて、「続行」

GoogleでUpdraftPlus設定

⑤「Complete setup」をクリック

Complete setupをクリック

⑥以上で設定完了です。成功:Google Drive アカウントを認証しました。と出ていることを確認してください。
この状態で、試しに、「今すぐバックアップ」をクリックしてください。

成功を確認

⑦何も変更しなくていいので、「今すぐバックアップ」をクリック

リモートストレージに送信

⑧Google Drive に保存されたことを確認。

ログの確認
マイドライブを確認

✅ Google Drive の状況確認まとめ

  • 「UpdraftPlus」というフォルダが自動で作成されている
  • backup_2025-10-09_0930_〜 という一連のzipファイルが5つ(=完全なバックアップセット)
  • ファイルサイズがそれぞれ異なる(テーマ・プラグイン・DB・アップロードなど)

👉 これで、あなたのWordPressサイトの完全バックアップがGoogle Driveに安全保存 されました!


💡補足:5ファイルの意味(自動で分割保存されます)

ファイル名の種類内容復元時に必要か
dbデータベース(記事や設定)✅ 必須
pluginsプラグイン一式✅必須
themesテーマデータ(SWELLなど)✅必須
uploads画像などのメディア✅必須
otherswp-configなどのその他ファイル✅必須

👉 つまり、この5つ揃っていれば完全復元可能 です。

説明アイコン

Google Drive連携はご自身で行っていただく必要があります。
不明点やお困りごとがありましたらZoom相談を承ります。


🚫 よくあるトラブル

症状原因対処法
Google Drive連携がうまくいかないブラウザのポップアップブロック許可に変更
容量エラー保存数が多すぎる古いバックアップを削除
サーバー容量オーバー保存先がローカルGoogle Drive保存に切替

❓よくある質問(FAQ)

Googleドライブの容量を圧迫しませんか?

ご安心ください。
UpdraftPlusでは「保存しておくバックアップ数」を設定でき、
例えば 2回分に設定すれば、3回目のバックアップ時に最も古いデータが自動削除 されます。
これにより、容量を無駄に消費せず、常に最新状態の2セットを保持できます。

💡ちなみに、バックアップ5ファイルの合計は多くても100MB前後なので、
Googleドライブ(15GB無料)の1%も使いません。

有料版にしないと危険ですか?

無料版でも十分です。
有料版ではDropboxやFTPなど複数の保存先へ同時送信できる機能や、
自動復元・マルチサイト管理が追加されますが、
個人事業や小規模サイトでは無料版で必要十分です。

バックアップの頻度はどれくらいがいいですか?

サイト更新頻度によります。

  • 週に1回更新 → 「週1バックアップ」で十分。
  • 毎日ブログ更新 → 「データベース毎日・ファイル週1」がおすすめ。
  • テーマを頻繁にいじる人 → テーマ変更の前に「手動バックアップ」!
バックアップ先はGoogleドライブで大丈夫?

安定性・復元のしやすさともに◎です。
特にGoogleアカウントは長期利用される方が多く、
メール通知も届くため安心して運用できます。
企業利用の場合は「Google Workspace」アカウントを推奨。

バックアップを取ったら、WordPressを削除しても大丈夫?

バックアップだけではサイトは表示されません。
バックアップデータは復元のための材料です。
WordPress自体を消してしまうと、復元の“受け皿”がなくなります。
(→ 復元方法の章で後述)

バックアップ中にサイトを触っても大丈夫?

はい、大丈夫です。
UpdraftPlusはファイルをコピーするだけなので、
作業中でもバックアップが動作します。
ただし、テーマを更新中やサーバー引っ越し中は避けましょう。

説明アイコン

私も最初は「容量食いそうでイヤだな」と思いましたが、
「保持数2」で運用したら全く気になりませんでした。
Google Driveを指定しておけば、自動的に整理してくれるのも助かります。

🔄 復元(リストア)方法

1️⃣ 「既存のバックアップ」一覧から、復元したい日付を選択
2️⃣ 「復元」ボタンをクリック
3️⃣ 「データベース」「プラグイン」「テーマ」にチェックを入れて「次へ」
4️⃣ 数分で自動的に復元完了!

💡ポイント
バックアップと復元は同じ画面で完結します。FTPなどの知識は不要です。


説明アイコン

バックアップは「いざ」という時の命綱です。
一度設定してしまえば、何かあってもすぐ復元できます。
安全に運用を続けるための“保険”として、ぜひ早めに整えておきましょう。

🔽次に読むならこちら!

ここまででWordPress・SWELLの初期設定が終了しました。次は、Topページ作成カテゴリーに進みましょう。

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この記事を書いた人

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