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3-2. WordPress初期設定をしよう|一般設定・表示設定・ファビコンの設定方法

アイキャッチ

この記事では、WordPressの初期設定(一般・表示・パーマリンク)と注意点をご紹介します。

※本記事は、ConoHaサーバー契約済み。URL取得済み。SWELLアップデート済み。いよいよWardPressの設定。という状況から始めます。

目次

ConoHaのログイン画面からダッシュボードまで進みましょう

説明アイコン

ConoHaのログインURL:https://www.conoha.jp/login/をブックマークしておくといいですよ。

  • https://www.conoha.jp/login/で、メールアドレスとパスワードを入力してログイン
  • 「サイト管理」(左側にあります)をクリック
  • URLをクリック
  • 管理画面URLをクリック
  • WardPressのログイン画面が出るので、ユーザー名とパスワードを入力

ダッシュボード画面まで移動出来ましたか?

説明アイコン

この画面が「WordPressの管理画面(ダッシュボード)」です。
ここから記事の投稿、デザインの変更、プラグインの追加など、すべての操作を行います。
最初は項目が多く見えますが、使うメニューは限られているのでご安心ください。

WPダッシュボード画面

一般設定

WordPressの基本情報を登録します。
左メニューから 設定 > 一般 をクリックします。

WP一般設定

サイトタイトルとキャッチフレーズを決めましょう

WP一般設定の入力画面

サイトの名前と説明文を入力します。
ここで設定した内容は、ブラウザのタブや検索結果にも使われます。

① サイトタイトル … サイト名を入力(例:パン屋さん向けデモサイト)
② キャッチフレーズ … 簡単な説明やキャッチコピーを入力(例:SWELLとConoHaで簡単HP作成)

サイトアイコン(ファビコン)を設定しましょう

ブラウザのタブやスマホのショートカットに表示される小さなアイコンです。
オリジナルのロゴやイラストを設定しておくと、サイトの信頼感が上がります。

  1. 「サイトアイコンを選択」をクリック
  2. 「ファイルをアップロード」から用意したファビコン画像をアップロード
  3. 正方形でトリミングして「画像を切り抜く」をクリック
  4. ブラウザのタブにアイコンが表示されれば成功です

💡アップロード時に「サーバーが画像を処理できません」と出た場合は、
画像を 256×256px に縮小するか、TinyPNGなどで圧縮すると解決しやすいです。

サイトアイコン設定画面
サイトアイコンサイズ調整
サイトアイコン表示例

💡よくあるトラブル:ファビコンがアップロードできない

ファビコン(サイトアイコン)を設定する際に、「サーバーが画像を処理できません」というエラーが出ることがあります。これはWordPressやサーバーのリソース制限に引っかかったケースです。

原因

  • 画像サイズが大きすぎる(例:3000pxなど)
  • ファイル容量が大きすぎる(1MB以上)
  • サーバーのPHP設定で、upload_max_filesizepost_max_sizeが小さい
  • 画像がCMYKモードや非対応形式になっている

解決方法

  • ① 画像サイズを縮小する(推奨:256×256px
    ファビコンはブラウザ上では32px程度に縮小表示されるため、見た目の差はほとんどありません。
  • ② ファイル容量を軽くする
    TinyPNGなどの無料圧縮ツールで再保存します。
  • ③ サーバーのPHP設定を変更する(ConoHaの場合)
    「サイト管理」→「WordPress」→「PHP設定」→upload_max_filesizeを「10M」程度に設定。
説明アイコン

先に、「メディア」でアップロードした後、サイトアイコン設定で選択するとすんなりうまくいくケースもあります。もし、サイズがあっているのにエラーが出る場合はお試しください。

💡 よくあるトラブル:設定したのにファビコンが反映されない

ファビコンは変更しても、すぐに反映されないことがあります。
ほとんどが「キャッシュ(以前の情報)」が残っているためです。

🔍 対処方法

  1. ブラウザのキャッシュを削除する
     Chrome:右上メニュー →「閲覧履歴データの削除」
  2. シークレットモードで開いて確認する
     (キャッシュが使われないため、反映確認が確実)
  3. スマホのホーム画面ショートカットは、反映が特に遅い
     iPhoneの場合、古いアイコンが数日残ることがあります。
     → ショートカットを作り直すと即反映される場合あり。
  4. WordPress キャッシュ系プラグインを使っている場合は削除する
     (WP Fastest Cache、LiteSpeed など)

管理者メールと時刻設定を確認しましょう

④ 管理者メールアドレス
通知用のメールアドレスです。
変更すると確認メールが届き、承認してから反映されます。
メールが遅れる場合は迷惑メールフォルダも確認してください。

説明アイコン

場合によっては1日経過してもメールが届かないこともあります。少し待ってみてください。

⑤ タイムゾーン
「東京」を選択します。公開日時や予約投稿のズレを防げます。

基本的には初めから東京になっています。特に変更の必要はないです。

管理者メールとタイムゾーン

日付・時刻の形式と週の始まり

⑥ 日付形式
お好みでOKですが、管理しやすいのは「2025-10-08(Y-m-d)」形式。

⑦ 時刻形式
24時間表記が見やすければ「H:i」を選択。

⑧ 週の始まり
スケジュール管理しやすい「月曜日」がおすすめ。

時刻・日時表示形式

最後に「変更を保存」します。

投稿設定(初期カテゴリーの整備)

設定 > 投稿設定では、「投稿用カテゴリーの初期設定」を整えます。先に投稿 > カテゴリーで「ブログ」「お知らせ」などの基本カテゴリを作成し、ここで既定のカテゴリーに指定すると便利です。

  • 投稿用カテゴリーの初期設定:初期値を「ブログ」などに変更
  • 投稿用フォーマット:標準(テーマにより表示方法が変わるため基本は「標準」)

この段階でカテゴリーを先に設計しておくと、後の導線づくり(メニュー/関連記事)もスムーズです(詳しくは「3-4 カテゴリー設計」で解説)。

説明アイコン

ここは、導線が決まってからでも大丈夫です。

表示設定(トップとブログの割り当て)

説明アイコン

WordPressでは、トップページ(訪問した人が最初に見るページ)を「最新の投稿」にするか「固定ページ」にするかを選べます。

この設定によって、サイト全体の構成が変わります。

ホームページの表示方法を選ぶ

「設定」→「表示設定」を開くと、次のような画面になります。

表示設定で固定ページを選択
▲ホームページの表示方法を選びます。「最新の投稿」または「固定ページ」を選択します。

「最新の投稿」とは?

ブログ型のサイトに向いています。
記事を投稿した順にトップページへ並びます。
たとえば、日々更新する情報サイトやコラム中心のブログに最適です。


「固定ページ」とは?

コーポレートサイト(会社・お店・サービス案内型)に向いています。
トップページに「固定ページ(ホーム)」を表示し、
ブログ記事一覧を別ページ(例:「お知らせ」や「ブログ」)に分けて見せる方法です。

設定手順:

  1. 固定ページで「ホーム」ページと「ブログ」ページを作成しておきます。
     (ホーム:トップページ用/ブログ:投稿一覧用)
  2. 「固定ページ」を選択し、
     - ホームページ:ホーム
     - 投稿ページ:ブログ
     をそれぞれ選びます。
  3. 画面下の「変更を保存」をクリック。

どちらを選ぶべき?

あなたのサイトが 「お店・事業の紹介が中心」 の場合は「固定ページ」がおすすめです。
デモサイトでは、トップページを固定ページにし、ブログ一覧を別ページに分けて設定します。

表示設定(投稿数やインデックス設定)

投稿数とインデックス設定画面
▲投稿数や検索エンジンの設定を確認します。

1ページに表示する最大投稿数

トップページやブログ一覧に何件の記事を表示するかを決めます。
最初は 10件 のままでOK。
記事が増えてきたら、見やすさに応じて変更できます。


RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数

RSSという「ブログの更新情報を配信する仕組み」に関する設定です。
ここも基本的に 10件のままでOK です。
(RSSを使わない場合、特に影響はありません。)


フィードの各投稿に含める内容

「全文を表示」か「抜粋のみ」かを選びます。
セキュリティや重複表示を防ぐため、
「抜粋」 にしておくのが一般的です。

💡SWELLテーマでは、表示方法はデザインで制御されるため、ここを変えても大きな影響はありません。


検索エンジンでの表示

「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れると、
Googleなどの検索結果にサイトが出ないようにできます。

サイトを作成中(非公開状態)の場合は チェックを入れる
公開準備が整ったら チェックを外す ようにしましょう。


最後に「変更を保存」

設定を変えたら、忘れずに「変更を保存」をクリックします。


💡再掲:公開前の注意

準備中のサイトは、表示設定の
検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする
にチェックを入れておきましょう。
検索結果に出ないようにしておくことで、構築中の内容を見られにくくできます。
公開時には必ずチェックを外します。

説明アイコン

インデックスされないだけで、非公開ではありません。URLを直接入力すれば見れてしまいます。
例えば、開業準備中で作成中なのに、問い合わせが来てしまうことも考えられます。
Topページはやむを得ないですが、それでも例えば「開業準備中」とお知らせを出すなど配慮が必要です。
投稿記事は「下書き」で保存するなど、見せたくない部分には注意が必要です。

パーマリンク設定(URLの型)

設定 > パーマリンクでは、URLの基本形を決めます。おすすめは「投稿名」です。

パーマリンク設定
▲「投稿名」を選んで「変更を保存」をクリックします。

おすすめは「投稿名」形式です。

「設定 → パーマリンク設定」で「投稿名」を選ぶと、
WordPressが自動的に /%postname%/(カスタム構造)を設定してくれます。
この形式では、記事のスラッグ(URL末尾の英単語部分)を自分で設定できるようになります。
WordPressはページ作成時にタイトルを自動でスラッグに入れますが、そのままだと日本語URLになってしまうため、
毎回、短い英単語(英語スラッグ)に手動で変更するのがおすすめです。

スラッグの解説

1️⃣ 新しい固定ページを作成
タイトル:「パン屋さんの1日」

2️⃣ 自動生成されるスラッグ
👉 /パン屋さんの1日/

3️⃣ そのまま公開するとURLがこうなる:
https://homepage.beppu-tomoko-office.com/demo/%E3%83%91%E3%83%B3%E5%B1%8B%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE1%E6%97%A5/
(=日本語部分がURLエンコードされ、文字化けのような長い英数字列になります)

「投稿名」形式を選ぶと、URLの末尾に各ページのスラッグ(=記事ごとの名前)が使われます。
ただし注意点として、ページを作成するとWordPressは自動的に日本語タイトルをそのままスラッグに流用します。

そのまま公開すると、URLが文字化けのように長くなってしまうため、
必ず短い英単語(英語スラッグ)に書き換えましょう。

例:

  • 「パン屋さんの1日」 → /bakery/
  • 「アクセス」 → /access/
  • 「お問い合わせ」 → /contact/

注意:公開後にURLを変更すると、検索評価や外部リンクに影響します。基本形は最初に決め、公開後はむやみに変更しないのがおすすめです。

チェックリスト(ここまでできたらOK)

  • 一般設定:言語・タイムゾーン・メールを設定した
  • (投稿設定:初期カテゴリーを「ブログ」に変更した)
  • 表示設定:フロント・投稿ページを割り当てた/インデックス抑止の確認
  • パーマリンク:投稿名にし、スラッグは英数字で整理する方針にした
  • ファビコン:512pxのPNGを設定し、タブに表示されることを確認した

🔽次に読むならこちら!

ここまででWordPressの初期設定が完了しました。次は、ブログ執筆に欠かせないプラグインの導入を進めましょう。

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この記事を書いた人

SWELLとConoHaを使えば、専門知識がなくても誰でも簡単にホームページを作成できます。
当事務所では、開業準備でお忙しい方に代わり、ホームページの立ち上げや初期設定を代行いたします。

「自分で育てるホームページ」を持つことで、集客力を高めながら広告宣伝費の削減にもつながります。
慣れてきたら、イベント告知や新商品の紹介など、目的に合わせて複数のサイトを運営することも可能です。

SNS(XやInstagram)は即効性がありますが、情報がすぐに流れてしまうのが難点です。
その点、ホームページは“あなたの情報を積み上げていく資産”になります。
信頼性の高い発信拠点として、ぜひ自分だけのホームページを育てていきましょう。

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