H2:スラッグとは?なぜ英語(英数字)が良いのか
スラッグとは、URLの最後につく文字列 のことです。
WordPressでは、投稿ページ・カテゴリー・タグごとに設定できます。
例:https://example.com/sample-post/
この sample-post がスラッグです。
スラッグを日本語のままにしてしまうと、
- URLが非常に長くなる
- %E3%A3… のような文字列に変換され、見た目が悪い
- SNSシェア時にURLが崩れる
- リダイレクトのトラブルが起きやすい
という理由から、半角英数字 にしておくことをおすすめします。
投稿(パーマリンク)のスラッグは必ず英数字に
WordPressのパーマリンク設定を「投稿名」にしている方が多いと思います。
その場合、記事タイトルが日本語だと、自動的にスラッグも日本語になります。
👉 記事公開前に必ず英語に直す
編集画面の右側「パーマリンク」から、
記事ごとに 短く・分かりやすい英単語 に変更してください。
例:
- hero-img-test
- google-form-setup
- mail-setting
短い英語で十分です。
カテゴリーのスラッグも必ず英語に
カテゴリーも同じく、デフォルトのままだと 日本語スラッグ になります。

👉 カテゴリー編集画面(投稿 → カテゴリー)で英数字に変更
ここを忘れると、
URLが「/カテゴリー名/」のように長くなるだけでなく、
- 途中で構成を変えたくなっても修正が難しい
- SEOの評価が分散しやすい
などの問題が起こります。
カテゴリーは アイキャッチ画像・説明文・スラッグ を
全部整えてから使うのが最もトラブルがありません。

カテゴリーをしっかり設計して、この画面で用意。
記事中で適当に作らないほうがトラブルは少ないと思います。
タグのスラッグも必ず英語に(重要)
タグはもっと注意が必要です。
記事を書いている途中で、その場でタグを追加すると、
日本語タグのまま登録されてしまいます。
しかも…
- 同じ意味のタグでも、半角・全角の違いで「別タグ扱い」になる
- 日本語タグが増えて収拾がつかなくなる
- URLが想定外に長くなる
というトラブルが本当に多いです。
説明アイコンせっかく、カテゴリーまでは英語スラッグでやってきたのに、最後のタグで失敗するとけっこうショックなんです。
👉 先に「投稿 → タグ」でタグを作っておくのが正解
- 名前:日本語(読者向け)
- スラッグ:英語(URL用)
という形にしておけば安心です。
タグは記事作成時に“その場で増やさない”ほうが良い理由
実務で一番やりがちなミスがこれです。
記事編集画面でタグを適当に追加すると、
- 日本語スラッグで登録される
- 似たようなタグが大量に増える
- URLに日本語部分が混ざる
- 後から整理しようとしても大変
という地獄が待っています。
さらに、タグは 増やしすぎると表示制限に引っかかる という問題もあります。
WordPressとテーマの仕様上、
タグ検索結果に表示されるのは最大45個まで とされており、
これを超えると検索画面にタグが並ばなくなり、
ユーザーがタグから記事を探せなくなってしまいます。
そのため、
- 記事編集画面で気まぐれにタグを増やさない
- 必要最低限に整理しておく
- 投稿 → タグ から計画的に作る
ことがとても大切です。
タグが増えすぎると、
「似たタグが乱立 → スラッグ統一できない → 表示制限に引っかかる → 整理不能」
という悪循環に陥りやすく、これは本当に後から修正が大変です。



タグは無限に付けれますが、タグ検索では45個までしか表示されません。それに、タグをその場でつけると、似たようなタグが増えて、記事のグループ化が分散してしまいます。しっかり設計したほうが後々楽ですよ。
👉 タグは「先に管理画面で作ってから使う」が絶対に安全
- カテゴリーと同じく“設計してから使う”
- 必要最小限にする
- スラッグを必ず英語に統一する
これだけでサイトのメンテナンス性が劇的に上がります。
まとめ
スラッグは“サイトの骨組み”のようなものです。最初に整えておくことで、後のURL変更やリダイレクト作業を防げるため、開設初期のうちに設定しておくことをおすすめします。
スラッグ設定は、一度間違えると後から直すのが大変な項目です。
SEO面だけでなく、URLの見やすさ・管理のしやすさにも影響します。
特に次の3点だけは必ず押さえておいてください。
✔ 投稿(パーマリンク)は日本語を英数字に変更する
✔ カテゴリーのスラッグを英数字に統一する
✔ タグは「投稿 → タグ」で英語スラッグを先に作る(その場で増やさない)
スラッグを揃えるだけで、サイト全体が整い、URLトラブルもほぼ防げます。










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